【児島ボート G1児島キングカップ優勝戦】菊地孝平が会心捲りで大会3V「児島とは相思相愛」
2024年04月09日 18:48
ボートレース
2着は最内を差した宮地元輝、3着は羽野直也。節間売り上げは72億6273万3900円。準優12Rのフライング返還がありながら目標の67億円を大幅に上回った。
自称「児島を愛し、児島に愛された男」。菊地に三たび、児島の女神がほほ笑んだ。
「足が戻ってきて、強い追い風も吹いていた。獲る!という強い気持ちで臨んだ。ベタ水面なら8割方、大池君の優勝だったと思う。飛ばされたら仕方がない、捲りしかないと信じて勝負に行った」
枠なり3対3の進入から全艇がゼロ台のスリット。3コースからドンピシャのタイミングで握った菊地の捲りが決まり、最内を差した宮地の差しも寄せつけなかった。
「“ずっと大好き児島ボート”というキャッチフレーズの年に記念を獲った。それ以降、ピンチの時でも児島を走ると、いつも運が向いてくる。相思相愛の関係だと思う」
今回のVで賞金ランクは2位まで浮上。9年連続のグランプリ出場へ、順調に歩んでいる。次節は“新入生”として臨む鳴門マスターズチャンピオンだ。
「まだ精神的に青臭い部分もあるけど、自分はチャレンジャーとして臨む方が好きなので頑張ります」
次節はピカピカの1年生としてG1連続Vを狙う。