【児島・G1児島キングカップ】菊地 会心捲りV!当地周年3勝目

2024年04月10日 04:20

ボートレース

【児島・G1児島キングカップ】菊地 会心捲りV!当地周年3勝目
昨年11月の徳山70周年記念以来となるG1・16勝目を挙げた菊地孝平 Photo By スポニチ
 児島ボート開設72周年記念G1「児島キングカップ」は9日、優勝戦が行われ、菊地孝平(45=静岡)が3コースから会心の捲りで58、68周年に続く大会3Vを飾り賞金1200万円ほかを獲得。2着は宮地元輝、3着には羽野直也が入った。
 「児島を愛し、児島に愛された男」と自称する菊地に三たび女神はほほ笑んだ。予選18位から準優1着で優出しての下克上Vは、節間オールコンマ0台スタートというオマケ付きとなった。

 「足が戻ってきたのと、強い追い風が吹いていたので、獲る!という強い気持ちで臨んだ。飛ばされたら仕方がない、捲りしかないと信じて勝負にいった」

 枠なり3対3の進入から全艇が0台のスリット。イン大池に有利な流れだったが、ホーム追い風8メートルの水面もあって差しを警戒したのだろう。1M手前で少しレバーを落とした。そこに3コースからドンピシャのタイミングで握った菊地の捲りが決まり、最内を差した宮地の差しも寄せ付けなかった。

 「ピンチの時でも児島を走るといつも運が向いてくる。相思相愛の関係だと思う」

 今回のVで賞金ランクは2位まで浮上。9年連続のグランプリ出場へ順調に歩んでいる。次節は“新入生”として臨む鳴門マスターズチャンピオンだ。

 「気持ちは10歳だけど年齢は45歳なので(笑い)。まだ精神的に青くさい部分もあるけど、自分はチャレンジャーとして臨む方が好きなので頑張ります」

 次節はピカピカの1年生としてG1連続Vを狙う。

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