2001年の競輪ダービー王 稲村成浩が引退

2024年08月03日 22:12

競輪

2001年の競輪ダービー王 稲村成浩が引退
第54回日本選手権競輪で優勝し、賞金ボードを掲げる稲村成浩(中央) Photo By スポニチ
 2001年に日本選手権競輪(ダービー)を制した稲村成浩(52=群馬・69期)が現役を引退することが3日、分かった。2日に群馬支部に選手手帳を返納し手続きされた。
 稲村は前橋工在学中の1990年、斎藤登志信(51=宮城・80期)とペアを組み世界選手権のタンデムスプリントで銀メダルを獲得。競輪学校(現日本競輪選手養成所)を在校1位で卒業し、92年に前橋でデビュー。99年に佐世保でふるさとダービーを制覇。デビュー10年目の01年に児玉広志(66期)と長い写真判定の末、微差の激戦を制し初の特別競輪制覇。父・雅士さん(16期)との親子2代での特別競輪制覇に、「親父をはじめお世話になったすべての人のおかげです」と泣きじゃくった。近況は腰痛に悩まされて思うような走りができず、4月の西武園記念を最後に欠場が続いていた。

 ◇稲村 成浩(いなむら・なりひろ)1971年(昭46)12月18日生まれ、群馬県前橋市出身の52歳。前橋工高卒。92年4月、前橋競輪場でプロデビュー。師匠は父・雅士(群馬=16期)。通算成績は2336戦472勝72V。1メートル83、83キロ。血液型A。

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