【あすスタート!自転車競技トラック種目】 太田海也&サトミナから目が離せない!メダルラッシュに期待!

2024年08月05日 09:30

競輪

【あすスタート!自転車競技トラック種目】 太田海也&サトミナから目が離せない!メダルラッシュに期待!
金メダルが期待される太田海也(右)と佐藤水菜 Ⓒ公益財団法人JKA/Shutaro Mochizuki Photo By 提供写真
 踏め!踏め!ニッポン!!熱戦が繰り広げられているパリ五輪では6日から自転車競技トラック種目がスタート。太田海也(25)と佐藤水菜(25)の男女短距離エースを中心に、メダルラッシュが期待される。
【競技歴3年で五輪切符をつかんだ怪物】
 太田は高校時代に日本の頂点に立ったローイング(旧ボート競技)を大学で断念。アルバイト先で偶然の出合いから自転車へまたがる。あっという間に才能が開花し、早期卒業生として22年に競輪選手デビューを果たすと、1年で最高峰の舞台GⅠに出場と圧倒的な成長曲線をたどっている。今年のネーションズカップ第1戦(オーストラリア)でスプリント金、チームスプリント銀、ケイリン銅と出場種目全てで表彰台入り。続く香港での第2戦ではスプリント、ケイリンの2冠とチームスプリントで銀メダルと圧巻のパフォーマンスを披露した。

【自分の力出し切り、メダル獲得を】
 日本にとって長年の夢である自転車競技トラック種目の金メダル。「自分の力を出し切り、メダル獲得を目指す。五輪は先輩たちが世界で戦える証明を何年もし続けてくれた結果、僕たちは世界で勝ちにいくことがスタート地点」と決意は固い。スプリント、ケイリン、チームスプリント。日本の怪物が3つの夢をかなえる。

【メダル持ってガールズケイリンへ】
 一方、女子の〝サトミナ〟こと佐藤は18年に競輪選手としてデビュー。わずか半年で5度の優勝を飾り能力を示した。20年にナショナルチームに所属すると、さらにスピードに磨きがかかりガールズケイリンで連戦連勝。昨年末には圧倒的な脚力でガールズグランプリを制した。もちろん世界の舞台でも躍動する。21年に初出場だった世界選手権、ケイリンで女子短距離種目において日本勢初となる銀メダルを獲得。22年世界選手権で2年連続ケイリン銀メダル。昨年はネーションズカップで第1、2戦とケイリンで金メダルを獲得した。今年もネーションズカップ第1戦でケイリン金メダル、スプリントで銀メダル。驚異的な成績を残している。「メダルを持ってガールズケイリンに帰ってきたい」と宣言し初の大舞台にも不安はない。首から提げられた黄金のメダルに、その笑顔が映される時が来るはずだ。

【日本代表は精鋭ぞろい】
 太田海、佐藤だけではない。今回の代表、男子は23年ネーションズカップのケイリンで金メダル獲得の中野慎詞(25)、21年ヤンググランプリ覇者の小原佑太(28)はナショナルチーム所属歴が長く経験も豊富で、ともに初出場の五輪へ挑む。橋本英也(30)と窪木一茂(35)の中距離ゴールデンコンビも大注目。ともに実力、経験は申し分なし。女子は、前回の東京五輪で無念のリザーブとなった太田りゆ(29)が悔しさを糧に堂々と日の丸を背負う。世界を舞台に結果を残している内野艶和(22)も女子中距離界の新星として期待だ。

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