【福岡ボート　PG1レディースチャンピオン】本間正則の“イイ値”は松尾夏海　五輪効果でパワーMAX

2024年08月09日 04:30

ボートレース

【福岡ボート　PG1レディースチャンピオン】本間正則の“イイ値”は松尾夏海　五輪効果でパワーMAX — パリ五輪、男子バスケットボールの日本戦の記念Ｔシャツが誇らしげな松尾夏海 Photo By スポニチ

　ボートレース福岡のプレミアムG1「第38回レディースチャンピオン」は3日目を迎える。本間正則記者の「イイ値！このレーサー」は松尾夏海に注目した。

　2日目は5Rで4カドの堀之内が捲りを決め、11Rは桜本が6コースから捲り差しで白星。どのコースにもチャンスがある流れになってきた。

　狙いたいのは2日目8Rで3コース捲りを決めた松尾夏海。とにかく伸びがいい。見た目だけでなく3走とも展示タイムがトップ（タイも含む）で数字も物語っている。

　「伸び型でいい。2日目は起こしや行き足も良くてスタートがしやすかった」

　持ち前の攻撃力を生かせる仕上がりになっている。

　ここへ入る前はパリ五輪の男子バスケットボール・日本戦を生観戦。今回はその記念Tシャツを着てピットを駆け回っている。

　「7月20日から29日の間にパリ五輪の男子バスケットを観たり、ドイツにも観光で行った。第1戦のドイツ戦だったので八村塁選手もいましたよ。10列以内で見ることができたし、パワーをもらった。東京（五輪）もチケットを持っていたけど、無観客になっちゃって…。だから良かったです」

　3年越しの悲願を達成して心身共にリフレッシュ。2年前の地元まるがめ大会のファイナリストで今年はG1四国地区選でも優出。今回は勝負強さを増して21年クイーンズクライマックスシリーズでデビュー初優勝した地で躍動している。

　10月生まれだが、“夏海”と書いてカナミ。この時季に何かやってくれそうな名前だ。夏の女王目指して攻撃の手を緩めない。

　【本間の買い目】11R、松尾が強烈な伸びを生かして自在に突破。＜5＞＜3＞、＜5＞＜1＞、＜5＞＜6＞流しを。

　◇本間　正則（ほんま・まさのり）1983年（昭58）1月28日生まれの41歳。お酒が得意ではないのに健康診断で肝臓部門が精密検査に。結果は…。