【中山新馬戦】セラドピラール上昇 稲垣師は素質評価「2歳馬らしからぬ落ち着き」

2024年09月10日 05:26

競馬

 【Road to 2025 】 中山土曜5Rには、昨年の2歳G1ホープフルSを制したレガレイラの半妹セラドピラールがスタンバイ。入厩当初こそ集中力散漫でぎこちない走りだったが、2週前はWコース、1週前は芝コースで上々の動きを披露。奇麗な上昇カーブを描いている。
 自ら稽古をつける稲垣師は「まだ体の使い方が窮屈。求めている動きまではいっていない」。控えめなジャッジは期待の表れ。「走り、背中からはポテンシャルを感じる。2歳馬らしからぬ落ち着きがあって追い切りを重ねてもストレスを感じていない。だからいい負荷をかけられている」と素質を高く評価する。

 舞台は姉がホープフルSで衝撃Vを飾った中山芝2000メートル。その姉は日曜中京メインのローズSで秋始動戦を迎える。まずは前日、妹が初陣Vを決めて、再びG1戦線に挑む姉にバトンをつなぐ。

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