【エリザベス女王杯】サリエラに託された2つの歴史的大記録 国枝師「こういう記録に挑めるのは光栄」
2024年11月08日 05:30
競馬
ディープインパクト産駒は現在JRAのG1・71勝。歴史的種牡馬でディープの父でもあるサンデーサイレンスと首位に並んでいる。同産駒は現4歳がラストクロップ。その血脈には初コンビを組むムーアも期待を寄せる。ジャパンCでは英愛ダービーなどG1・6勝の同産駒オーギュストロダンとコンビを組む世界的名手は7日に美浦を訪れ、「血統表を見てディープインパクトの血さえ入っていれば、どんなレースでもチャンスがあると思える。ここまでもとんでもない結果を残しているし、ディープのおかげで今の生産界が成り立っている」と賛辞を並べた。
今週から有馬記念当日(12月22日)まで日本で騎乗予定のムーアはすでにサリエラをチェック済み。「ここ2戦よりステップアップする必要はあるが、コースや2200メートル、スタミナも問題はない」ときっぱり。サリエラが名手に導かれて昨年(6着)のリベンジを果たせば、歴史的な大記録が同時に誕生する。