五輪招致疑惑 JOCが弁護士らの調査チーム設置
2016年05月25日 12:23
五輪
招致委員会は国際陸連前会長の息子と関係するとされるシンガポールのコンサルタント会社「ブラックタイディングス社」と2億円超の契約を結び、支払いが前会長側に渡ったとの疑惑が持たれている。前会長は当時、開催都市決定で投票権を持つ国際オリンピック委員会(IOC)委員だった。
調査チームが検証するのは主に契約に至るまでの手続きで、聴き取りは国内の関係者のみとなる見通し。当事者のJOCがメンバーを選んだことや、契約書に守秘義務があることから、どこまで真相に迫れるか疑問視する声もある。