アテネ五輪男子ハンマー投げ金メダリストで東京五輪・パラリンピック組織委員会のスポーツディレクターを務める室伏広治氏(41=ミズノ)がスポーツ庁の鈴木大地長官を表敬訪問し、現役引退を報告した。
室伏氏は「第一線を退くが、日本のスポーツ界に貢献できるように頑張りたい」と話すと、鈴木長官は「20年(東京五輪)まで現役を続ける、と宣言するかと思っていた」と笑いを誘った。さらに、鈴木長官は「アスリートにとっては引退後の方が長い。メダリストのメダルが輝きを増すのは、引退後の活動によって。これからもスポーツ界や後進のために尽力してほしい」とエールを送った。