南米初開催のパラリンピックの第15回リオデジャネイロ大会は9月7日の開幕まで28日であと10日となった。
当初176カ国・地域、4350選手の参加を見込んでいたが、強豪のロシアが国ぐるみのドーピング問題で全面除外とされた。それでも、22競技でメダルを争うことは変わらず、18日の閉幕まで障がい者スポーツ最大の祭典が開催される。日本は17競技で前回の12年ロンドン大会から倍増の金10個を含む40個のメダルを狙う。選手団は132人で、今後続々と現地に向かう。
30日は選手団主将の車いすバスケットボール男子の藤本怜央(SUS)や、旗手の車いすテニス女子の上地結衣(エイベックス)ら多数が出発する。