五輪原石を世界から発掘へ!日本協会が“逆輸入候補選手”を徹底調査
2016年01月27日 11:00
サッカー
現在、リオ五輪アジア最終予選を戦うU―23日本代表の海外組は久保、南野の2人にとどまる。リオ五輪本大会に向け、ドイツのフライブルクU―23に所属するFW木下康介、オーストリア2部リーフェリングのMF奥川雅也は既に手倉森監督も把握済み。その2人を追跡しながら、インゴルシュタットU―23(ドイツ)のMF渡辺凌磨らの情報を国内外の代理人や関係者らとコンタクトを取り合いながら成長を見届けていく方針だ。
海外でプレーする異色選手の発掘、追跡はリオ五輪後にもつながる。20年東京五輪世代には英国人の父と日本人の母を持つトットナムのMFサイ・ゴダードがいる。ユースチームで背番号10を背負う司令塔は、過去にU―16日本代表に招集。ケガで辞退となったが、昨年11月のU―18日本代表イングランド遠征のメンバーにも選出された。オーストラリア人の父と日本人の母を持つMF加藤カレッティ丈は、15年U―17W杯にオーストラリア代表の主将として出場。フル代表で国際Aマッチに出場しない限り、日本代表としてプレーすることも可能だ。イタリア人の父と日本人の母を持つチェゼーナU―19のGKファンティーニ燦(あきら)ら二重国籍選手の把握だけでなく、バルセロナから現在はFC東京U―18でプレーするFW久保建英らの成長にも注意を払い続ける。
目標はリオ、そして東京でのメダル獲得。“正規ルート”以外での人材発掘について、田嶋副会長も「把握しないといけない。いろんなタイプの選手が必要」と同調する。育成年代の強化は、日本サッカー界全体の底上げにもつながる重要なミッションとなる。
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