鹿島、歴史的先制点 FIFA主催試合初導入VARでPK獲得 土居決める

2016年12月14日 20:14

サッカー

鹿島、歴史的先制点 FIFA主催試合初導入VARでPK獲得 土居決める
<クラブワールドカップ 鹿島・Aナシオナル>前半、先制のゴールを決めた土居(左) Photo By スポニチ
 【クラブW杯準決勝 ( 2016年12月14日    吹田S )】 クラブチームの世界一を決めるクラブワールドカップ(W杯)は14日、大阪・吹田スタジアムで準決勝が行われ、Jリーグ王者の鹿島は南米王者のAナシオナル(コロンビア)と対戦。鹿島がFIFA主催試合で初めて導入されたVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の末に獲得したPKで1点を先制した。
 前半30分、DF西大伍(29)がペナルティーエリア内で倒され、このシーンがVARによりPKと判定された。Aナシオナルの選手たちは猛抗議したが受け入れられず、キッカーのMF土居聖真(24)が右足で蹴ったPKは相手GKの逆をついてゴール左隅に決まった。

 VARはPKや選手誤認など試合結果を左右する場面での明らかな誤審を防ぐことを目的に、FIFA主催試合では今大会で初めて導入。鹿島のこのシーンが初の適用となった。

 J1リーグ戦の年間勝ち点3位ながらチャンピオンシップ準決勝で同2位の川崎F、CS決勝で同1位の浦和を連続撃破してクラブW杯初出場を果たした鹿島。Aナシオナルに勝てば、日本勢として初の決勝進出となる。

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