香川 今季リーグ戦初ゴール!自己ワースト27節目「遅すぎ」も充実感
2017年04月06日 05:30
サッカー
今季前半は右足首のケガに苦しんだ。2月には今夏の放出危機まで報じられたが、先発復帰した3月11日のヘルタ戦から逆襲が始まった。この日は前半に味方との連係プレーの後に倒されてFKを獲得。これをカストロが決めて先制した。試合終了間際には、オーバメヤンの快足を生かす絶妙な左足のロビングパスを送りアシストも記録。これでヘルタ戦からリーグ戦4試合で1得点3アシストだ。「出続けることで周りとの連係、自分自身のコンディション、流れがポジティブに働いてきている。心の余裕を含めて試合にうまく入れてる」。輝きを完全に取り戻した。
ハンブルガーSVのボランチでフル出場し、香川とマッチアップして苦戦した酒井高は「3―0で負けたけど“真司君が活躍するんだったら何かいいですわ”って(本人に)言ってあげた」と苦笑いした。「クラブがこの日本人魔術師との契約更新を考えるべきだと改めて示した」と記したルールナハリヒテン紙の採点はチーム単独最高となる1・5、ビルト紙も同最高タイの2と評価(いずれも1点が最高、6点が最低)した。
8日の次節は首位のバイエルンMと敵地で対戦する。さらに11、19日には欧州チャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝も控える。「ここからさらに結果を残して、おいしいところじゃないけど、最後の結果で表現して、いいシーズンにしたい」。大舞台でさらにまばゆい輝きを放ってみせる。
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