村井チェアマン、初Vを祝福「川崎市民の皆様こそが優勝の立役者」

2017年12月02日 18:25

サッカー

 明治安田生命J1リーグは2日、今季最終戦となる第34節の9試合が各地で行われ、川崎Fがホームで悲願のJ1初優勝を決めた。
 前節まで勝ち点2差で首位・鹿島を追っていた川崎Fは、最終戦で主将の日本代表FW小林悠(30)がハットトリックを達成するなど大量5得点で大宮に圧勝。鹿島が磐田と引き分けたため勝ち点72で並んだが、得失点差で鹿島を17引き離しての優勝となった。

 川崎Fの初優勝を受け、Jリーグの村井満チェアマン(58)は以下の通り、祝福メッセージを発表している。

 川崎フロンターレの皆さん、2017明治安田生命J1リーグ優勝おめでとうございます。

 タイトルを目前に涙をのむ姿を幾度も見てきましたが、今年の川崎フロンターレにはその悔しさを輝かしい栄光への推進力に変える強さがありました。最終節での鮮やかな逆転優勝に、多くのJリーグファンが心を打たれたことと思います。待望のクラブ初タイトルの獲得を心からお祝い申し上げます。

 チームの大黒柱である中村憲剛選手の高い水準のプレーは川崎フロンターレの魅力の一つですが、成長著しい若い選手の活躍も大いなる原動力となったことでしょう。鬼木達監督は、長年にわたり川崎フロンターレを支え続けた経験を遺憾なく発揮され、初采配ながら見事な手腕を発揮されました。

 川崎フロンターレは地域に根ざしたクラブ運営を掲げ、Jリーグが全クラブに行う調査でも高い地域貢献度を誇り、多くのクラブの手本となっています。クラブと苦楽を共にしピッチの内外でクラブを支え続けた川崎市民の皆様こそが優勝の立役者といえるでしょう。

 来季はタイトルホルダーとしてシーズンを戦いますが、Jリーグの枠にとどまらず、ピッチの内外でアジアそして世界において存在感を放つクラブに成長してほしいと思います。

 最後に、2017明治安田生命J1リーグは前年を上回る多くの方にご観戦いただき盛況のうちに幕を閉じました。1試合1試合、1つずつの得点の重みが感じられる素晴らしい戦いを披露してくれたすべての選手、チーム関係者に心から敬意を表します。

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