川崎F 優勝パレードに5万人 中村憲剛「この景色を見るためにやってきた」

2017年12月10日 14:15

サッカー

川崎F 優勝パレードに5万人 中村憲剛「この景色を見るためにやってきた」
川崎Fの優勝パレード Photo By スポニチ
 悲願のリーグ初Vを飾った川崎Fが10日、川崎市内で優勝パレードを行った。
 E―1選手権(旧東アジア杯)に招集された日本代表選手5人(小林、阿部、大島、車屋、谷口)、すでに帰国したブラジル人4選手(ハイネル、エドゥアルド、エドゥアルド・ネット、エウシーニョ)を除く全選手をはじめ、鬼木監督以下全スタッフが参加。川崎市役所第3庁舎前から川崎駅前の交差点、約1キロをオープンカーに乗って優勝を報告した。

 関係者によれば、1993年にJ2の東京VがV川崎時代に行ったパレードでは数百人程度だった沿道のファンは、この日約5万人。パレード時間はわずかだったが、クラブ創設21年目の悲願達成に、川崎駅前がまさにフロンターレカラーに染まった。

 川崎Fの初Vを祝うかのように、この日は快晴。シーズン中は雨が多かった今季だが、川崎市関係者も「きょうの空の色はまさにフロンターレ色」と笑顔で語った。

「バスに乗った瞬間にテンションが頂点になった」と振り返ったフロンターレ一筋15年目で初戴冠のMF中村憲剛(37)は、バスに乗り込むと「やっと素晴らしい報告ができました。ああ気持ちい〜。スタジアムの景色、きょうの(バスの上からの)景色、これが見たかったです。15年、この景色を見るためにやってきたんだなあ、と」と初Vの喜びを改めてかみ締め「1回味わったらまたやりたくなった」と来季のさらなる飛躍を誓った。

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