丸山5発口火40メートルFK弾!長野県勢41年ぶり8強導く

2018年01月04日 05:30

サッカー

丸山5発口火40メートルFK弾!長野県勢41年ぶり8強導く
<帝京大可児・上田西>前半、FKを直接決め喜ぶ上田西・丸山(手前) Photo By スポニチ
 【第96回全国高校サッカー選手権大会3回戦   上田西5―0帝京大可児 ( 2018年1月3日    駒沢 )】 台風の目になる。上田西(長野)が帝京大可児(岐阜)を5―0の大差で下し、長野県勢として41年ぶりの8強進出を決めた。
 圧勝の口火を切ったのはMF丸山だ。前半40分に敵陣右サイドで得たFK。「風は頭にあった。この辺ならいけそうかな」と左足を振り抜いた。この日、最大8メートルを記録した強風にも押され約40メートル先のゴールに吸い込まれた。「“ゴールの隅に叩き込んでやろう”と思った。(白尾)監督からも“狙え”と言われた。難しかったけど思い通りのコースに飛んだ」。ロングFK弾に胸を張った。

 吉兆のゴールだ。中学時代からともにプレーし、もう1人のプレースキッカーMF宮下が県大会決勝でほぼ同じ距離からFK弾を沈めチームを12年ぶりの優勝に導いている。丸山は「今まで決めた中で一番遠かった。一発勝負なので何が起こるか分からないし、チームの雰囲気も良い。昨日、今日は負ける気がしなかった」と自信を深めた。長野勢初の4強へ勢いそのままに駆け上がる。

 ▼帝京大可児MF本多主将 後半立ち上がりの失点が痛かった。得点チャンスを多くつくれたことは悪くなかった。1点入れば流れは変っていたかもしれない。このチームになって5失点は初めて。

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