森保J、1次リーグ突破!また板倉の決勝弾で2戦連続1−0
2018年01月14日 05:30
サッカー
1メートル86の板倉を中心に高さで上回る日本は主導権を握ったが、自陣で堅いブロックを敷くタイに苦戦した。前半より攻勢を強めた後半は、43分の旗手の右足シュートが右ポストを直撃。森保監督は「なかなか崩れない中でも、ボールを保持しながらトライし続けたことによってゴールが生まれた」と目を細めた。
想定外の布陣だった。初戦を4バックで戦っていたタイは、日本に合わせて布陣を3―4―3に変更してきた。日本の選手に情報が入ったのはスタジアム到着後だったというが、「相手は中途半端なポジションを取っていたので、コートの中でも声を掛けながら注意してやってた」と板倉。落ち着いた対応力を発揮した。
1次リーグ最終戦は、12月のM―150杯(タイ)で4―0と快勝した北朝鮮代表と戦う。「優勝しか目指していない。毎試合毎試合出る課題を克服しながらクオリティーを上げていきたい」と板倉。1位突破へ、1次リーグも最後まで集中を切らさない。
▼日本協会西野技術委員長 ボールもゲームもコントロールしながら、得点ができない中でも最後まで繰り返しやったことで(勝利が)かなった。局面の強さやコンビネーションはまだ不十分だが、1戦目よりも2戦目、いいチャレンジをしながらやれた。
▼U―23タイ代表ヤンコビッチ監督 高い質の試合だった。チャンスは少なく、多くのことはできなかったが、選手の動きには満足している。パレスチナ戦では勝ち点を取りたい。