岡崎、代表首脳陣から復帰待望論!指揮官求める“縦の速さ”秀逸

2018年03月30日 05:30

サッカー

岡崎、代表首脳陣から復帰待望論!指揮官求める“縦の速さ”秀逸
国際Aマッチ通算50得点を挙げている岡崎 Photo By スポニチ
 ハリルジャパンの中で、FW岡崎慎司(31=レスター)の復帰待望論が持ち上がっていることが29日までに分かった。日本代表はベルギー遠征を1分け1敗で終え、W杯へ黄色信号がともっている状況。深刻な決定力不足も露呈する中、昨年9月のW杯アジア最終予選サウジアラビア戦以来、招集のない岡崎の復帰を求める声が、高まっている。
 岡崎のカムバックを望む声が、身内からも噴出した。ベルギー遠征は1分け1敗。欧州組を招集した試合では5戦勝利がない。複数の関係者によると、危機的状況を踏まえ、ハリルホジッチ監督を取り巻く首脳陣内で、岡崎の復帰待望論が持ち上がっているという。

 岡崎は10、14年のW杯を経験し、日本歴代3位の国際Aマッチ50得点を記録。ハリルジャパンでは先発15試合を含む22試合に出場し9得点と実績も十分だ。今回は小林、杉本、大迫の方が「より得点を取れる」という理由で選外となったように、ハリルホジッチ監督の中での序列は高くない。だが、全員得点に絡めず終了。周囲の岡崎への熱は増している。

 これまでハリルジャパンではほぼ1トップに入ってきたが、状況は変化している。同じ4―3―3でも、中盤にアンカーを置き逆三角形とする布陣と、中盤の底を2枚にしてトップ下を置く布陣を併用してきた指揮官は今回、2戦とも後者で固定した。一方、今季の岡崎はレスターでFWバーディーと縦関係になることが多い。代表でもトップ下に入れば、指揮官の求める縦の速さに不可欠な裏への飛び出しを生かすことができる。「レスターでの役割は代表と全く違う」と指揮官が気にするズレも減少しそうだ。

 2月上旬に右膝を負傷も、既に10日のウェストブロミッジ戦から復帰。3度目のW杯に向け「調子のいいヤツを選んでいるというのだったら、自分が最後に調子良ければいいだけ。プレミアリーグで点を取れれば絶対に行ける。間違いないんで、それは」と不屈の精神を見せている。5月には登録リストの中に、岡崎の名前があるかもしれない。

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