長谷部 コロンビア代表ロドリゲス封じに策あり「プレッシャーをかければあのようになる」
2018年05月23日 05:30
サッカー
「決勝の2点目は彼(ロドリゲス)の所で奪ったボールから。彼はフリーにしたら世界でも一、二の選手。いかにプレッシャーをかけられるか。プレッシャーをかければあのようになる」
1―1の後半37分、決勝点はロドリゲスからボールを奪取した長谷部の鋭いプレスが起点だった。すかさず味方が拾い、決めたもの。まさにロドリゲス封じのお手本だ。
因縁もある。14年W杯ブラジル大会のコロンビア戦はロドリゲスに翻ろうされ1―4と大敗した。今も個の勝負で簡単に勝てる相手ではない。フランクフルトでもチーム単位で対策を研究。決勝点も周囲のサポートが不可欠だった。「チームとして対策してやれたのは日本代表にも生かせる部分。一つのヒントになると思う」と話した。
今後は25日に日本代表に合流、30日には西野ジャパン初陣となるガーナ戦が待つ。既に主将にも内定済みの長谷部は「僕ら経験ある選手が責任を持ってやっていきたい。1センチ、1ミリの差が勝敗を分ける世界。ハメスにも少なからず弱点はある」と言った。W杯の行方を大きく左右する初戦。ロドリゲス封じのイメージは、もう描けている。