ザルツブルク・南野、同点演出&決勝ゴール 森保Jでブレークの予感
2018年10月06日 05:30
サッカー
前半2分に先制を許す最悪の展開。同点弾の演出も南野だった。後半10分、右クロスを頭でファーにそらす。折り返しをムナス・ダブールが決めた。勢いは止まらない。9月以後、公式戦は出場5戦3発。先発に限れば3戦連発。国際Aマッチ初得点を決めた同11日の日本代表―コスタリカ戦も含めれば、4戦連発となった。
この日は12日のパナマ戦、16日のウルグアイ戦に臨む日本代表にも選出された。コスタリカ戦でも結果を残し、次代のエース候補として期待されるが、南野は「W杯に出た選手を脅かせたとは思っていない」と謙遜する。9月はリオ、東京五輪世代中心のいわば“お試しジャパン”。W杯ロシア組も加わる今回からが真のサバイバルととらえている。
欧州リーグでは昨季も4強進出に貢献した。もちろん、勝負強さ、貢献度は明らかに昨季を上回る。来週には森保ジャパンの新潟合宿に合流。「代表ではまだ何も残していない」と謙虚に話す南野だが、定位置の獲得どころか、ブレークの予感が漂っている。
▽南野の国際Aマッチ初得点 9月11日、コスタリカ戦(パナS)の後半21分。左サイドにいたMF中島がエリア内に縦パス、反応したMF遠藤はすかさずゴール前にマイナス気味のクロスを入れる。最後は南野が体を反転させながら左足シュート。ボールは相手DFの股下を抜け、ゴール右に突き刺さった。試合も3―0で快勝した。