FC東京 久保で“鬼門”アウェー浦和戦突破だ 今季初弾期待
2019年03月29日 05:30
サッカー
長谷川監督は「相性は良くないがビッグクラブ相手に勝ち点3を取りたい」と鋭い視線で大一番を見据える。そんな中、昨季より一回りも二回りも成長した姿を見せ、今季から先発に定着した17歳を満を持して送り出す。日本代表とU―22代表を兼任する森保一監督(50)は27日に、6月のA代表戦で久保を初招集する可能性を示唆した。長谷川監督は「まだ得点がない。結果を出していけば、そういう評価になっていく」と慎重な姿勢を示しつつ「今のプレーを続ければ自然と突き抜ける」と厳しくも温かい言葉をかける。
埼スタで勝利をつかむために、これまでクラブは宿泊するホテルの変更、ホテルから会場へのルートの変更、さらには使用ロッカーの配置換えなど、験担ぎを含めあらゆる手段を講じてきたが、結果に結びつかなかった。だが、今季は久保がいる。「現状に満足することなく常に上を目指していけたら」。次のステップも現実味を帯びてきた天才レフティーが、負のスパイラルを断ち切る。