神戸“VIP”躍動で4発逆転!ポルディ&ビジャ初アベック弾

2019年03月31日 05:30

サッカー

神戸“VIP”躍動で4発逆転!ポルディ&ビジャ初アベック弾
<G大阪・神戸>前半、ゴールを決めた神戸・ポドルスキ(右から2人目)(撮影・山口 和洋) Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1第5節   神戸4―3G大阪 ( 2019年3月30日    パナスタ )】 明治安田生命J1第5節は30日、各地で6試合が行われた。神戸はG大阪に0―2と先行されながら「VIP」トリオが本領発揮。MFアンドレス・イニエスタ(34)を起点にFWルーカス・ポドルスキ(33)、FWダビド・ビジャ(37)の初アベック弾などで4―3と逆転し勝ち点3をもぎ取った。FC東京のU―22代表FW久保建英(17)は途中出場した浦和戦で先制ゴールを演出。存在感を示し、A代表招集へアピールした。
 2点ビハインドスタートも神戸が誇るVIPトリオを引き立てる演出でしかなかった。前半45分にはイニエスタのFKからポドルスキが豪快ボレーで1点差。後半9分にはイニエスタのスルーパスに反応したポドルスキからのクロスを、ビジャが頭で同点弾を決めた。35分の3点目はポドルスキの糸を引くようなロングフィードが起点となり、逆転弾はイニエスタの縦パスがスイッチとなった。

 「チームとしての強さは自分たちを信じ切れたことにある。シーズン序盤にしては良い働きだよ。改善点はあるが、勝てていることで落ち着きと自信ができるので良い流れだ」。全4得点に「VIPトリオ」が絡む活躍。4試合負けなしでの4位浮上に、イニエスタの言葉も弾んだ。

 昨季途中から就任したリージョ監督の下、バルセロナのようなポゼッションサッカーを志向する。この日はG大阪の守備に手を焼き、目指すべきスタイルは発揮できなかった。だが、指揮官が「我々には殴り合いの展開になっても質を証明できる選手がいる」と語ったように、劣勢をひっくり返す一発を持つ選手が3人もいるのは強みだった。

 唯一、気掛かりなのはビジャのコンディションだ。試合前から右足内転筋の違和感を訴えていたといい、後半13分に交代。「これくらいはキャリアの中でも経験があること。なるべく早く試合に戻れるように調整したい」。ビジャは軽傷を強調するが、悲願のタイトル奪取へ向けて加速させていくためにも、VIPトリオは全員欠かせない。

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