元カメルーン代表のFWエトーが引退表明「ジ・エンド。大きな愛に感謝したい」

2019年09月08日 00:15

サッカー

元カメルーン代表のFWエトーが引退表明「ジ・エンド。大きな愛に感謝したい」
カメルーン代表のFWサミュエル・エトー(AP) Photo By AP
 元カメルーン代表のFWサミュエル・エトー(38)が現役引退を表明した。6日に自身のインスタグラムを更新し「ジ・エンド。新たなチャレンジに向かう。大きな愛に感謝したい」と記した。
 カメルーン・ドゥアラ出身のエトーは1996年に16歳でレアル・マドリードの下部組織に加入。1997年にスペイン2部レガネスに期限付き移籍してプロデビューを果たした。2000年に当初期限付きで移籍したスペイン1部マジョルカで頭角を現し、2004年に同バルセロナに移籍。2009年までの5シーズンで公式戦130ゴール(199試合)と活躍し、2度の欧州チャンピオンズリーグ(CL)制覇、2008~09年の3冠獲得などに大きく貢献した。

 2009年に加入したセリエAのインテル・ミラノでも欧州CL制覇など3冠達成の中心となり、日本代表DF長友佑都とも一緒にプレーした。その後、アンジ・マハチカラ(ロシア)、チェルシー、エバートン(イングランド)、サンプドリア(イタリア)、アンタルヤスポル、コンヤスポル(トルコ)などでプレーし、今年2月にカタールSCを退団した後は無所属となっていた。

 カメルーン代表で歴代最多の56得点を記録。W杯は2014年ブラジル大会まで4度出場し、2010年南アフリカ大会は1次リーグで日本と対戦した。アフリカ最優秀選手賞を史上最多タイの4度受賞するなど、22年の輝かしいキャリアにピリオドを打った。

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