武蔵が決めた!札幌 G大阪完封で初の決勝進出 指揮官「選手たちを褒めたい」
2019年10月14日 05:30
サッカー
歴史を変えるという強い思いが実った。指揮官は4日のG大阪とのリーグ戦で今季最多の5失点で完敗すると、7日に就任後最大級の「激熱」ミーティングで選手を鼓舞。11日には急きょ行ったミーティングが1時間余りにも及び、試合前日の確認のミーティングで締めて選手を送り出した。
G大阪との3連戦の期間内、選手間でのミーティングも急増した。主力組を中心にピッチ内外で何度も話し合い細部までイメージを共有。1―0、もしくは2点差以上での勝利が突破条件だったが、終了間際のGK菅野のファインセーブもあり見事成し遂げた。
最後にペトロヴィッチ監督は「サポーターの後押しなしに、この結果はつかめなかった」とルヴァン杯としては多い1万5996人の本拠観衆に感謝した。リーグ戦では目標のACL圏の3位以内が厳しい状況だが、カップ戦で決勝進出。来季チーム編成についても指揮官を中心に話し合いが始まっており、続投が確定している。「18年に就任して選手に言ったことがある。“みんなが新しい歴史の一ページをつくっていくんだ”と」。26日に一つの歴史を完結させる。