リバプール 初の世界一 フェルミノ2戦連続決勝ゴール 来季は南野とV2だ
2019年12月23日 05:30
サッカー
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来年1月1日に加入する日本代表MF南野拓実の同僚となるスターたちが、延長で決着をつけた。0―0で出迎えた延長前半9分、FWフィルミノが決勝ゴール。昨季、14季ぶりに欧州制覇の原動力となった鋭い速攻でセネガル代表FWマネのパスを受けると、冷静にフェイントを入れて相手2人を引きつけて右足でゴールへ流し込んだ。
2季連続プレミアリーグ得点王で今大会MVPに輝いたエジプト代表FWサラー、マネ、フィルミノの強力3トップを筆頭とする世界一軍団で、南野はポジション争いに挑むことになる。クロップ監督は米スポーツ専門局ESPNで南野について「我々が必要とするタイプの選手。全ての攻撃ポジションでプレーできるし、おそらく8番(中盤)もできる」と幅広いポジションで起用する考えを示し「元気な選手が必要。競争ではなく選択肢。メンバー入りするドアは広く開かれている」と話した。
年末年始は過密日程が続く上に攻撃的MFのオクスレードチェンバレンが後半に負傷交代しており、その穴埋めに南野が起用される可能性は十分。欧州CL連覇と首位を快走する国内リーグで30季ぶりの優勝を目指す強豪に、いよいよ日本のエースが合流する。