松本国際 新校名で念願の全国1勝 にFW小林が殊勲のゴール

2019年12月31日 17:20

サッカー

松本国際 新校名で念願の全国1勝 にFW小林が殊勲のゴール
<1回戦 松本国際・和歌山工>後半、松本国際・小林が先制ゴールを決める(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【第98回全国高校サッカー選手権・第2日 1回戦   松本国際(長野)1―0和歌山工(和歌山) ( 2019年12月31日    フクダ電子アリーナ )】 松本国際が、新校名で念願の全国1勝を挙げた。後半17分にFW小林丈太郎(3年)がDF瀧沢大輔(同)の左クロスに合わせネットを揺らした。「狙い通りだった。決められて良かった」と殊勲の男の頬が緩んだ。
 和歌山工の3バックに対する攻撃練習を徹底的に行った。紅白戦では控え組を3バックにして味方内で連係を確認。「左サイドで崩せたのは練習の成果」と小林。勝沢監督も「左サイドは前半から突破できていた」と評価した。

 夏の高校総体では初戦で高知に2―3で敗れた。試合の入りなど準備の部分が満足のいくものではなく「僕もしくじった部分がある」と指揮官。反省を生かし、相手を徹底的に分析。練習で戦術をイレブンに叩き込んだ。この試合ではその甲斐もあり、ほとんどの時間で相手にペースを握らせなかった。

 次戦は同会場の第1試合を勝ち上がった四日市中央工が相手。高校総体で敗退した翌日に練習試合を行った相手だ。ただ、その試合はエースFWの木間や小林、守備の要のDF小山が欠場していた。「0―2か0―3で負けた。僕たちはそこからスタートしている」と勝沢監督。リベンジの機会に燃えていた。

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