過密日程もお構いなしだ。神戸は25日、神戸市西区で非公開練習を行い、加入2年目の元日本代表DF酒井高徳(28)は全試合フル出場へと意気込んだ。始動前から入念な自主トレを積み、ここまでの調整は順調。新たなシーズンに向け「どの試合にもフルで出るイメージは持っている」と力強く語った。
ACLにも出場する今季、神戸の公式戦はクラブW杯も含めれば最大63試合。それでも「出られる試合は全部出たい。リーグだろうがルヴァンだろうが、ACLだろうが、天皇杯だろうが」と力強い。昨夏の加入後はデビュー戦を除き、リーグと天皇杯でフルタイム出場。ドイツ1部シュツットガルトに所属していた12~13年シーズンにも年間50試合程度を消化している。
今季の目標として「守備ができるのは見せられているんで。得点やアシストを増やしたい」と攻撃面での貢献を誓った背番号24。W杯ロシア大会後に代表から退くことを決意しており、その意思は変わらない。20年も神戸一本で戦い続ける。