元日本代表MF本田圭佑(33)がブラジル1部ボタフォゴと単年契約で合意間近だとブラジル紙ランス(電子版)など複数の地元メディアが28日に報じた。本田は昨年12月にオランダ1部フィテッセを退団し現在無所属。報道によれば今年12月までの契約とされている。
ただ所属事務所はこの日、決定の事実はないと現地での報道内容を否定。本田は24日に都内で取材に応じた際、代理人の兄とクラブの接触を認めた一方で「他にも多くのクラブと話している。以前から話しているように、欧州でプレーしたい意向もある」とも話していた。また、この日、自身のツイートを更新し、英語で「彼らと話をしているが、まだ決めてはいない」と記した。「彼ら」が何を示しているか明らかにしていないが、ボタフォゴの件とみられる。
東京五輪にオーバーエージ枠での出場を目指すことを公言し「職業、チャレンジャーを名乗らせてもらっている。チャレンジしているうちの一つがサッカー選手」と独特の表現で未来を語っていた男の、新たな決断に注目が集まる。