清水・DF岡崎慎 東京“凱旋”目指して新天地でボランチ挑戦
2020年02月02日 09:00
サッカー
![清水・DF岡崎慎 東京“凱旋”目指して新天地でボランチ挑戦](/soccer/news/2020/02/01/jpeg/20200202s00002179057000p_view.jpg)
1月のU―23アジア選手権(タイ)に出場したため、清水へは始動2日後の先月17日に合流。持ち味の足元の技術を生かし、昨季J1王者の横浜でヘッドコーチを務めたクラモフスキー新監督の掲げる攻撃的サッカーへの適応に励む。本職の最終ラインだけでなくボランチでも起用されており、挑戦の日々だ。「ほぼ経験のないポジションで難しいことも多い。自分の色を出しながら成長につなげたい」と意気込む。
今季は「シーズン通じて90分間試合に出ること」が目標。清水で主力の地位を確立すれば自然と夏の祭典のピッチに近づく。「五輪は目指さなければいけない場所。そのためにもサポーターに“良い選手を獲ったな”と思ってもらえるように頑張りたい」。半年後に日の丸を背負って「東京」に舞い戻るため、新天地で名をはせる。
◆岡崎 慎(おかざき・まこと)1998年(平10)10月10日生まれ、東京都北区出身の21歳。小1時にコアラSCでサッカーを始める。FC東京U―15深川から同U―18に進み、高3年夏に日本クラブユース選手権(U―18)大会優勝。17年にトップ昇格、18年3月の湘南戦でJ1デビュー。同年7月の横浜戦でリーグ初得点をマーク。U―16から同23まで世代別の代表経験があり、昨年6月にはU―22日本代表の一員としてトゥーロン国際(フランス)準優勝に貢献した。1メートル81、74キロ。利き足は右。