FC東京は27日、都内で約1時間半の練習を行った。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、2月29に開催予定だったホーム開幕戦の横浜戦は先送り。Jリーグが3月15日までの公式戦を延期する決定をする中、長谷川監督は「まずは平和な世の中じゃないとサッカーという興行は成り立たない。(開幕戦に勝ったという)チームの流れもあったが、それよりもJリーグができる環境が戻る方が大事」と理解を示した。
決定に変更がなければ、3月18日のホーム広島戦が再開後の初の公式戦になる。3週間ほど空くことになるが、すでに練習試合の予定を組むなど準備は進んでいる。今季は4―3―3に布陣変更して新しい挑戦も多く、指揮官は「モチベーションを落とさない、フィジカル面を維持する時間になる。コンディションを十分な状態にしたまま、連係など高められるところは高めたい」と話した。