C大阪のFW柿谷曜一朗(30)とボクシングのWBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人(26=ワタナベ)が、新型コロナウイルスの感染予防および拡散防止のためにタッグを組んだ。大阪観光大使を任命されている2人は3日、観光局や所属団体の協力のもと、大阪市此花区で動画を撮影。手洗いなどの徹底を呼びかけるとともに、休校となっている子どもたちへエールも送った。
世界的に猛威を振るう感染症の影響で、Jリーグは公式戦が延期となり、イベントの中止も相次いでいる。「自分たち(の年代)にはあんまり害がないって報道が出ているけど、発症しないだけで周りにうつす可能性もある」と柿谷。京口は「体が資本のアスリートが“コロナに負けないように”と発信すること。自分たちにしかできないこともあると思うし、少しでも勇気づけられたら」と語った。
2人は初対面だったものの、撮影はスムーズに進み20分ほどで終了。今後は2人の公式ツイッターやインスタグラム、大阪観光局を通じて動画が配信される予定だ。