ブラインドサッカー男子日本代表・高田監督 コロナで活動休止中は「サッカーのことは考えなくていいと」

2020年06月19日 15:23

サッカー

ブラインドサッカー男子日本代表・高田監督 コロナで活動休止中は「サッカーのことは考えなくていいと」
オンラインで今後の活動方針について説明する高田監督(提供:日本ブラインドサッカー協会) Photo By 提供写真
 ブラインドサッカー男子日本代表の高田敏志監督(53)が19日、ウェブ会議システム「Zoom」で今後の活動方針などについて説明を行った。新型コロナウイルスの影響で、代表は4月から活動休止。今月10日から一部選手のみで練習が再開し、来夏に延期になった東京パラリンピックに向けて「確実にメダルを獲得できるよう、練習を積んでいきたい」と決意を口にした。
 高田監督は活動休止期間中、選手に対して「サッカーのことは考えなくていい。好きなものを食べて、寝て、とにかく感染しないように」と伝えていたという。週3回、1時間程度のオンライントレーニングを実施し、体調管理は専用アプリを用いてチーム内で共有された。練習が再開した10日からは、持久力低下の懸念から体力測定を開始。ソーシャルディスタンスの観点から、現在対人やゲーム練習は行われていたいことを明かした。今年中は大会出場や海外遠征の予定はなく、基本的に国内でトレーニングを行う。7月4~5日には、合宿が行われる見通し。

 また日本ブラインドサッカー協会はこの日、株式会社丸井グループ協力の下、東京都小金井市に国内初のブラインドサッカー専用コート「MARUI ブラサカ!パーク」を10日にオープンしたことを発表。人工芝の長さが異なるコートが2面設置され、併設のクラブハウスはスロープの設置、弱視の方も移動しやすいようなユニバーサルデザインが取り入れられている。高田監督は「世界に誇れるピッチができた。10日に初めて使用したが、鳥肌が立った」と絶賛した。

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