J2大宮は再開後初の飛行機移動 高木監督「より注意を払っていかないと」

2020年08月14日 17:09

サッカー

J2大宮は再開後初の飛行機移動 高木監督「より注意を払っていかないと」
大宮・高木監督 Photo By スポニチ
 J2大宮が細心の注意で敵地へ乗り込む。チームは14日、次節16日のアウェー山口戦に向けて非公開で調整。リーグ再開後、初めて飛行機移動を伴う長距離遠征となるだけに、練習後にオンラインで対応した高木琢也監督(53)は「感染者が全国に広がってきている。公共交通機関を使用するので、(感染症対策に)より注意を払っていかないと」と警戒を強めた。
 J1鳥栖では、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生した。運動量が多いサッカー選手にとって夏場の連戦に加え、長距離移動に伴う体の負担は大きい。疲労から免疫力の低下を引き起こす可能性もあるだけに、指揮官は「理想と現実をどう分けるか」。もちろん、全試合をベストメンバーで臨みたいのが理想。しかし、今季に限っては選手の疲労を考慮し、遠征に加えないという先を見据えた戦い方も必要になるという。

 チームは現在、1試合未消化ながらリーグ4位につける。いつどこで感染するか分からない情勢でこの先、いつリーグが打ち切られるかも分からない。イレギュラーなシーズンだからこそ、1試合1試合の結果と徹底したクラブ内での感染症対策が肝心となる。高木監督は「僕は常に除菌セットを持ち歩いています」と胸を張った。

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