横浜GK朴一圭が鳥栖に電撃移籍、背景にACLアジア枠 苦渋の決断
2020年10月25日 18:40
サッカー
![横浜GK朴一圭が鳥栖に電撃移籍、背景にACLアジア枠 苦渋の決断](/soccer/news/2020/10/25/jpeg/20201025s00002179354000p_view.jpg)
横浜には昨季、J3琉球から完全移籍で加入。飯倉大樹(現神戸)から正GKの座を奪い、25試合に出場して15年ぶりのJ1制覇に大きく貢献した。今季は右手や鼻骨の骨折による離脱を強いられながらも公式戦14試合に出場した。
GKが果敢に飛び出し、ビルドアップに参加する。その特殊なスタイルを体現できた貴重な守護神。「パギ」の愛称で親しまれ、サポーターからも高い人気を誇った。本人のクラブへの愛着は強く、苦渋の決断だったという。
関係者によると、移籍の背景にあったのはACLに絡む事情だという。チームは来月からカタールで集中開催されるACLに参加する。アジア枠の登録に左サイドバックのDFティーラトンを優先した場合、朴が登録外となる。
するとACL大会期間中から12月19日の最終節・横浜FC戦まで、約1カ月間も実戦の場に立てない。出場機会が絡む複雑な事情の中で移籍の決断を下したという。一方、クラブは高丘を獲得したことでACLに参加可能な日本人GKを増やすことになった。