2020ベストイレブン ほぼ川崎F、史上最多9人 新人で4人目の三笘「凄く光栄」
2020年12月23日 05:30
サッカー
![2020ベストイレブン ほぼ川崎F、史上最多9人 新人で4人目の三笘「凄く光栄」](/soccer/news/2020/12/23/jpeg/20201222s00002179453000p_view.jpg)
チームは今季、新布陣4―3―3を導入。コロナ下の異例のシーズンだったが、クラブ全体が「優勝」という一つの目標に向かって全ての力を結集させ、爆発的な力を発揮した。単一シーズンの90分間での連勝記録12を樹立し、終わってみれば最多勝ち点を83、年間最多得点も88にまで更新。他の追随を許さない強さで王座を奪回した。その強さが票にも反映され、優秀選手にも異例の13人が選出された。谷口は「なかなか出せないような数字を残せた。全員でつかみとった優勝。そこは誇って良いと思う」と胸を張った。
新人最多タイとなる13得点を記録した三笘ももちろんベストイレブン入り。12アシストはリーグトップで、選手と監督の投票ではMVPに輝いたオルンガを上回ったが、選考委員を含む全体では1票差だったという。惜しくも史上初の新人MVPは逃したが、98年の小野、99年の中沢、14年の武藤以来となる新人ベストイレブン選出。「凄く光栄。投票してくれた方々に感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びを語り、MVPに関しては「狙ってはいなかった。オルンガ選手がふさわしい」とアフリカ出身のストライカーを称えた。
【川崎F受賞者喜びの声】
▼MF田中 少しは成長できたのかなと思う。一日一日成長して、もっと上にいけるように頑張りたい。
▼MF家長 (ベストイレブンに同一クラブから)9人が選ばれるのはめったにないこと。そういう歴史的瞬間の中に自分がいられたことも非常に喜ばしい。
▼MF守田 前半戦はスタートから出られる試合が少なかったが、準備はしていた。後半戦で起用された時にしっかり結果に結び付けられた。
《これまでは7人》過去の1クラブのベストイレブン受賞は7人が最多。94年V川崎(GK菊池、DFペレイラ、MF北沢、柱谷、ビスマルク、ラモス、FW武田)、02年磐田(DF鈴木、田中、MF名波、福西、藤田、FW高原、中山)、18年川崎F(GK鄭成龍、DFエウシーニョ、車屋、谷口、MF家長、大島、中村)の3チーム。
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