大分、リーグ戦泥沼7連敗 片野坂監督「勝ち点3を取るためには2点では足りない」

2021年04月26日 05:30

サッカー

大分、リーグ戦泥沼7連敗 片野坂監督「勝ち点3を取るためには2点では足りない」
<浦和・大分>浦和に逆転負けを喫してガックリの大分イレブン(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1第11節最終日   大分2-3浦和 ( 2021年4月25日    埼玉 )】 大分が泥沼のリーグ戦7連敗だ。FW町田也真人(31)の2発で逆転し前半を2―1とリードして折り返したが、後半に2点を奪われる痛恨の逆転負け。8試合ぶりの勝利を逃した。チームにとって7連敗はJ2に降格した09年の14連敗に次ぐワースト2位の不名誉な記録となった。
 後半30分まで2―1とリードした展開からの敗戦に、片野坂知宏監督は「悔しいですね」とがっくり。「勝ち点3を取るためには2点では足りないということ。チャンスがあった中で3点目を先に取っていれば」。唇をかみ言葉を絞り出した。

 泥沼の連敗地獄脱出を期して臨んだ敵地での一戦。全9試合で失点している守備の課題をこの日も払拭(ふっしょく)できず、開始3分で先制点を許した。直近のリーグ戦で4試合連続無得点と攻撃力にも課題を抱えるチームが早々に負ったビハインド。それでもFW町田が前半24分、つないだボールを左足で同点弾。さらに同41分にはゴール前でこぼれ球を拾い右足で一時勝ち越すゴールでネットを揺らした。

 今季唯一勝利した3月6日の横浜FC戦以来の複数得点。しかし、後半は徐々に押され後半37分、昨季まで大分に在籍した田中達也に決勝ゴールを奪われた。

 「3点目」が勝敗を分けた試合に町田は「自分を含めて3点目のチャンスがあったのにそこが弱さ」と反省。一方で「攻撃陣の一人としてゴールに向かっていきたい」と前を向き、ようやく生まれた2ゴールを今後の巻き返しのパワーにすることを誓った。

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