森保監督“崖っぷち”の勝利に感謝の涙「目頭が熱くなった」 システム変更の意図も明かす

2021年10月12日 21:49

サッカー

森保監督“崖っぷち”の勝利に感謝の涙「目頭が熱くなった」 システム変更の意図も明かす
<W杯アジア最終予選 日本・オーストラリア>試合後、サポーターへメッセージを伝える森保監督(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 【W杯アジア最終予選B組   日本2―1オーストラリア ( 2021年10月12日    埼玉 )】 男子サッカーのW杯アジア最終予選第4戦が12日、各地で行われ、日本代表は本拠でオーストラリア代表に2―1で勝利。森保監督は進退問題も浮上していた一戦を見事勝利で飾り「今日の試合プレッシャーがかかって難しかったですけども、選手やスタッフが一丸となって準備からいいハードワークしてくれた」と時折り目に涙を浮かべながら喜んだ。
 森保監督は開口一番「これまで思うような結果が出ず難しい戦いでしたけど、選手たちがワールドカップの出場権を得るために諦めずしっかりと気持ちを切らさず毎回いい準備をしてくれて、自分たちの持ってものを全てゲーム出してくれた結果が今日に繋がったと思います」とコメント。

 7日のサウジアラビア戦からシステム変更を選択したことについては「ここまでの活動を踏まえて調子のいい選手を使っていこうと思っていた。さらにオーストラリアと対戦するときに我々にとってアドバンテージになることが多いのかなということで選択しました」と明かした。

 試合前の国歌斉唱で目を潤ませたことに対しては「感情的というか毎回、君が代を歌って試合が出来るということを誇りに思っています。いまもちょっとウルウルッときてますけど…ホームで試合を戦うことが出来て、たくさんの日の丸を見ながらたくさんの応援を受けてると感じながら歌わせて頂いて、いつものように目頭が熱くなりました」とコメント。

 これでチームは2勝2分けの勝ち点6とし、第3戦終了時首位だったオーストラリアとも勝ち点差3に接近。「この勝利は非常に大きかったですけど、これから6試合毎回W杯出場権をつかみ取るための戦いだということを覚悟して、また次からの活動に繋げたいと思います」と勝利に浮かれることなく残り6試合を見据えていた。

おすすめテーマ

2021年10月12日のニュース

特集

サッカーのランキング

【楽天】オススメアイテム