名古屋FW柿谷はタイトルに「一意専心」 ルヴァン杯決勝で古巣C大阪と対戦「僕個人の思いは捨てる」
2021年10月29日 18:01
サッカー
10月はACL、天皇杯と敗れ、今季タイトル獲得の可能性を残しているのは同杯のみ。1カ月で3つのタイトルを逃すわけにはいかない。前哨戦となった27日の天皇杯準々決勝C大阪戦では0―3の完敗を喫したが「今回は今回。全力でぶつかるだけ。個人どうこうではなく、チーム全体でやり通すだけに集中したい」と気持ちを高めた。
今大会は準々決勝第1戦の鹿島戦、準決勝第1戦のFC東京戦で1ゴールずつ。決勝でも得点を取れば、大会MVPも見えてくる。今季開幕前には「名古屋ファミリーの皆さんに“曜一郎が来てくれて良かった”と思ってもらえることですね」と語った。私情を捨ててチームのために戦い、クラブを10年リーグ優勝以来11年ぶりのタイトルへと導く。