横浜のDF角田涼太朗 6日清水戦で今季初先発も「まだまだ何も成し遂げてない」と意欲

2022年03月09日 16:06

サッカー

 横浜のDF角田涼太朗(22)が9日、練習後のオンライン取材に応じ、今季初先発を果たした6日の清水戦(2―0)を改めて「試合に出る事を目指して毎日練習しているので、もちろんうれしかった」などと振り返った。
 角田は21年6月に筑波大のサッカー部を退部し、翌7月に横浜とプロ契約を結んだ異色の経歴を持つ左利きのセンターバック。特別指定選手として登録されていた20年10月10日の大分戦でJリーグデビューを飾り、昨年11月のFC東京戦ではプロデビューを果たした。ただチーム内競争は厳しく、なかなか出番が得られない日々を過ごし「去年の夏に加入してからここまで時間もたってしまって、緊張というか不安も少なからずあった」という。

 それでも持ち前のビルドアップ能力や技術の高さを発揮し、フル出場でチームの勝利に貢献。「チームとしてよく戦えたし、自分の特徴であるボールを持った時にほとんどミスもなくできたし、守備の選手として無失点で終えられたのが大きかった」と手応えを掴んだ様子だ。

 同じセンターバックには畠中やエドゥアルド、岩田などライバルは多いが、期待のレフティーは「本当にただ1試合先発で出ただけで、まだまだ何も成し遂げてない」と強調した上で、今後へ向けて「試合出るのはやっぱり大切。実際に出てみて楽しかったし、充実感もあるので、やっぱり試合に出るのは大切だと今回の試合で感じた。日々の準備はこれからも続けていきたい。いつまたチャンスがくるかわからないので準備していきたい」と強い意気込みを語った。

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