川崎F・瀬古樹「もどかしさはありましたけど、自分で決めてきた道」鳥栖戦で加入後J1初出場、思い明かす
2022年05月23日 14:11
サッカー
明大を卒業し、20年に横浜FCに加入。ルーキーから主力として活躍していたため、これだけ長い期間リーグ戦から遠ざかっていたのは初めてだった。「激しい競争があるのはもちろん分かっていた中で、厳しいところに身を置きたかった。プロになってから2年間はチームは違えどJ1で試合には絡み続けていたので、公式戦から遠ざかるのは少しもどかしさはありましたけど、自分で決めてきた道。そういう時間は絶対に無駄にならないと分かっていたので、ポジティブに捉えて、いつチャンスが来てもいいように日々気を抜くこともなく常にやってきたつもり」。だからこそスパンは空いても自信はあった。すんなりと試合に入ることもできた。
鳥栖戦では後半17分からトップ下に入った。「トップ下になってからは、ゴール前に関わっていくプレーを増やして相手をかく乱させるプレーを意識してやった中で、何度か自分でシュートを打てたかもしれないところでパスを選択した部分もあった。そういったところの質を高めていかないと勝てるものも勝てないし、きっ抗した試合を勝ちに持っていくことができない。自分の中で変えていかないといけないところかなと思っている」。残った課題も真摯(しんし)に見つめた。