中田浩二氏“横浜5人衆”で連係力生かした、岩田と藤田のダブルボランチも良さ発揮

2022年07月20日 04:30

サッカー

中田浩二氏“横浜5人衆”で連係力生かした、岩田と藤田のダブルボランチも良さ発揮
<日本・香港>前半、町野がゴールを決める(撮影・西海 健太郎) Photo By スポニチ
 【E-1選手権(男子)   日本6―0香港 ( 2022年7月19日    カシマ )】 【中田浩二 視点】横浜の選手を5人先発で起用して連係力を生かし、新しい選手を試しながらE―1選手権優勝へ向けて勝ちにいっていた。相馬のFKで早い時間に先制したが、相手に守備を固められる前にいい流れをつくることができた。サイドから中に入る場面も多く、ゴールの意識も高い。持ち味を出していた。町野は2得点以外にもポストプレーで水沼にシュートチャンスをつくったり、攻撃の起点をつくっていた。ヘディングとこぼれ球から2点決め、持ち味は出せていた。西村もトップ下でうまくパスを引き出すだけでなく、元々FWらしくシュートの意識も高かった。2点目の思い切りの良さや豊富な運動量はいいアピールになったはずだ。
 攻撃陣以外では岩田と藤田のダブルボランチが目についた。パスを引き出してはたき、攻撃をつくっていたが、同チームでやっている関係性の良さも発揮していた。藤田の攻撃力と岩田の対人の強さ、運動量などそれぞれの特長も出ていた。あとはこの試合の良さを最終戦の韓国戦までどう発揮できるかだろう。(元日本代表DF)

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