05年以来のバロンドール選外となったメッシ 通算では受賞7回、2位5回、3、5、20位が各1回

2022年08月13日 16:14

サッカー

05年以来のバロンドール選外となったメッシ 通算では受賞7回、2位5回、3、5、20位が各1回
パリSG・メッシ(AP) Photo By スポニチ
 サッカー専門誌フランス・フットボールは12日、同誌が選定する2021~22年シーズンのバロンドール(世界最優秀選手)の候補30人を発表し、最多受賞7回のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(35=パリ・サンジェルマン)が外れた。
 選考の対象となった昨季は13歳で下部組織に加入したバルセロナから開幕前に衝撃的な退団通告を受け、パリSGに加入。しかし、初めてバルセロナを離れたシーズンは調整が遅れたことに加え、注目と期待、重圧を一身に背負う状況で本領を発揮できないまま公式戦を34試合11得点で終えた。チームはフランス1部リーグを制したとはいえ、悲願の欧州チャンピオンズリーグ(CL)は16強で早々に敗退。結果的にメッシは06年以降、毎年ノミネートされてきたサッカー界最高の個人表彰で選外となった。

 メッシが初めて候補に選ばれたのはバルセロナで先発定着を果たし、W杯ドイツ大会に出場した06年が初めてで、この時は投票で20位だった。07年はカカーらに次ぐ3位、08年はC・ロナウドに次ぐ2位で、初めて受賞したのは09年でここから4年連続受賞。コロナ禍で表彰が中止になった20年を除き、候補入りした15回で受賞7回、2位が5回だった。トップ3を逃したのは5位だった18年、20位だった06年のみで、受賞5回のC・ロナウドを引き離してきた。

 パリSG加入2年目となった今季は6日のフランス1部開幕戦でクレルモンを相手にオーバーヘッド弾を含む2得点1アシストで5得点の大勝発進に貢献。欧州CLや11月20日開幕のW杯カタール大会でチームをタイトルに導く活躍を見せることができれば、バロンドール返り咲きも不可能ではない。メッシの巻き返しに注目が集まる。

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