G大阪・鈴木 松田監督に5039日ぶりのJ1勝利届けるミドル「残留に必要な勝ち点3を取れて良かった」
2022年08月28日 06:00
サッカー
今夏、ベルギー1部ベールスホットから完全移籍で加入。スタメン出場した7月16日のC大阪戦以降は筋肉系のトラブルもあって途中出場が続いた。チームも勝利から見放され、なかなか貢献できない日々。大敗した前節広島戦ではカウンターのチャンスでスピードを落としてしまい、得点機を逸した。だが、試合後に松田監督と話し合いの場を持った。「自分で持っていくシーンを増やしたい。いける時はいこうと思った」。指揮官が迷いを断ち切ってくれた。
松田監督にとっては神戸を指揮した08年11月9日の東京V戦以来、実に5039日ぶりのJ1勝利。「このチームが残留するのに必要な勝ち点3を取れて良かった」と安どの笑みを浮かべた。2度もオフサイド判定で得点が取り消される不運をはね返し、リーグ8戦ぶりの勝利。まだ16位と苦しい位置にいるが、この1勝は大きな自信になるはずだ。 (飯間 健)