【明治安田生命J1第29節 神戸0―0名古屋 ( 2022年9月10日 ノエスタ )】
残留の勝負どころと位置付けた神戸の“ホーム3連戦”初戦は、スコアレスドローに終わった。汰木や郷家らが何度も決定機を迎えるも、ネットを揺らせず。公式戦3試合連続無得点で、吉田監督は「1回だけではなく、チャンスを2回、3回とつくっていきたい」と渋い表情を浮かべた。
試合前には千布社長名義で異例の声明文を発表。「試合後、スタンドに座り込んでいるみなさまの姿、足早にスタジアムを後にされる姿を見て、申し訳ない気持ちでいっぱいです。必ずや残留をつかみ取ります」。シーズン終了までの吉田体制継続とともにJ1残留への覚悟を示した。次戦はFC東京戦(14日・ノエスタ)。大黒柱のFW大迫が復帰する可能性がある中、この日の勝ち点1を意味あるものにするためにも勝利だけが欲しい。