森保監督 26年W杯で「世界一」堂々宣言 カタールで見た“もっと上”狙うイレブンの気概に発奮

2023年02月20日 04:30

サッカー

森保監督 26年W杯で「世界一」堂々宣言 カタールで見た“もっと上”狙うイレブンの気概に発奮
講演会で「世界一」を目指すことを明言した日本代表の森保監督                                Photo By スポニチ
 日本代表の森保一監督(54)が19日、熊本県内で講演会を行い、26年W杯で世界一を目指すことを明言した。自ら「世界一」を口にしたのは初めて。日本サッカー界の新しい景色を目指しながらも、ベスト8の壁に阻まれたW杯カタール大会から約3カ月。第2次体制スタートとなる来月の親善試合ウルグアイ戦(24日)、コロンビア戦(28日)へ向け、指揮官が気持ちを新たにした。
 会場を埋め尽くした約800人の観衆を前に、カタールで世界を驚かせた指揮官が新たな野望を口にした。

 「今までも世界一という目標は持ち続けていたが、よりW杯チャンピオンということを目指しながら戦っていく。自分自身も強く思って、今後の活動をしていきたい」

 ここまで森保監督が世界一という言葉を使ったことはなかった。言わないようにしていたのは「選手のやる気がなかったら、この監督何言っているんだとなる」から。ただ、カタール大会を戦った選手たちはそうではなかった。

 脳裏に焼き付いているのはW杯決勝トーナメント1回戦でクロアチアにPK戦で敗れた後のロッカールーム。選手たちのあまりに悔しがる姿を目の当たりにし、世界一を狙える気概を持っていると感じた。「ベスト8以上を掲げていたが、もっと上を提示しなかったことが悔やまれた」と、目標を“上方修正”することを決断。「世界一という最高の景色を目指しながら、新しい景色(8強以上)を見ていく方がいいなと思った」と語った。

 また、世界一への第一歩となる3月の国際親善試合に向けては23人を招集することも明かした。リーグで活躍を続けるセルティックの旗手については「チーム内で存在感を発揮している。成長を感じる。常に代表候補として見るだけの価値がある選手。今後も追っていきたい」と招集の可能性も示唆。新たな船出を目前にした森保監督は「今の自分たちからレベルアップしていくことを忘れずにやっていければと思う」と決意を込めた。

おすすめテーマ

2023年02月20日のニュース

特集

サッカーのランキング

【楽天】オススメアイテム