新潟 今季リーグ戦初黒星 太田が先制弾も2季ぶり逆転負け

2023年03月19日 04:44

サッカー

新潟 今季リーグ戦初黒星 太田が先制弾も2季ぶり逆転負け
<浦和・新潟>前半、新潟・太田(右)はゴールを決め喜ぶ(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1第5節第1日   新潟1-2浦和 ( 2023年3月18日    浦和駒場 )】 新潟はアウェーで浦和に1―2で敗れ、今季リーグ戦初黒星を喫した。前半10分にFW太田修介(27)の今季3ゴール目で先制。しかし35分に同点にされると、前半アディショナルタイムにCKからのこぼれ球を決められ逆転された。新潟の逆転負けは21年9月11日の山形戦以来、2季ぶり。また、アウェーでの浦和戦はJ2時代を含め3分け14敗となった。
 悔しくて仕方ない。これまで全7ゴールに絡んでいたMF伊藤は古巣との戦いに敗れて悔しさをあらわにした。

 「自分の中でプロになってから一番悔しい試合だった。1点取ったあとの追加点が取れなかったのがチームの課題。畳みかける攻撃をしたかったが、そうさせてくれないのが浦和だった」

 前半10分。DF新井のクロスにFW太田が合わせた。「いいトラップからパンチのあるシュートが打てた」と狙い通りの一撃で先制点を奪ったが、そこから追加点を奪うことができなかった。松橋監督は「前半の入りは、準備してきたことがいい形で得点を取れたが、残念な2失点は起こるべくして起きた。セットプレーを1回ではじき返せないと、こういうことになる」ともったいない形での失点を振り返った。

 2年前まで浦和に所属していた伊藤は、同じく元浦和のDFデンとともに試合前、相手サポーターからブーイングの手荒い歓迎を受けた。プレーでも伊藤は常に相手ボランチからプレッシャーをかけられ、自由を奪われた。「自分がマークされるのは想定内だったけど、もっと剥がせる技術をつけないと。ワンタッチで剥がすとか、サイドに流れるとか、ポジショニングを考えるべきだった」と振り返る。

 古巣との対戦を前にこの1週間は「凄くいい準備をしてきた」という。前節の川崎F戦で2戦連続ゴールを決め「これで胸を張って埼玉に行ける」と意気込んでいた。だが「違った形でプロの厳しさというか、“J1は甘くないよ”と突きつけられた」とまたも浦和の壁を破れなかった。それでも「次にホームで対戦するときには絶対に勝ってやる。もっと練習しないと」と9月のホーム浦和戦でのリベンジを誓った。

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