久保建英“絶口調”「期待してもらって構わない」 鬼門打破へ20日ペルー戦

2023年06月18日 05:30

サッカー

久保建英“絶口調”「期待してもらって構わない」 鬼門打破へ20日ペルー戦
<日本代表練習>ボールに食らいつく久保(撮影・後藤 正志) Photo By スポニチ
 国際親善試合(20日、ペルー戦)に臨むサッカー日本代表は17日、大阪府吹田市内で練習を公開し、エルサルバドル戦(15日)で1得点2アシストと活躍したMF久保建英(22=Rソシエダード)が「期待してもらって構わない」と2戦連発へ自信を示した。過去2試合出場したパナスタでの代表戦はいずれも黒星だが、プレーもコメントも乗りに乗っている22歳はトラウマを払拭し充実のシーズンを締める。
 大阪で30度超えの真夏日を記録したこの日、練習後の火照った顔で久保は自信満々に語った。「コンディションは凄く良い。全然期待してもらって構わない」と2戦連続ゴールにも自信を見せた。

 有言実行男がエルサルバドル戦に続いて輝きを放つ。今回の代表合宿スタート時に「代表ではまだ1得点。追いつけ追い越せで僕が一番結果を残せていれば万々歳かなと思う。1点取れれば、あとはどんどん行ける」と発言。直後の試合で1得点2アシストと大爆発し、「今日はやりたい放題だった」、「表紙(新聞の1面)にしやすいんじゃないですか?」とどや顔で振り返った。今回も「結果が出ようが出まいが焦らない。そのくらいの余裕はあります」と“絶口調”だ。

 今の久保なら鬼門も関係ない。過去出場したパナスタでの代表戦は2戦2敗。昨年6月のチュニジア戦では、A代表初得点からの2戦連発を期待されながらノーゴールに終わった。「このスタジアムは代表戦では印象が良くない」と認めるものの、今季はスペイン1部で日本人最多得点記録を更新するなど、大きく成長した。代表ではクラブと同じ「4―3―3」の右サイドを任されたことで本領を発揮しており、「払拭できるように頑張りたい」と意気込んだ。

 今季ラストマッチとなるペルー戦。「良い終わり方ができたらと思っている」。有終の美を飾り、楽しいバカンスに出向くつもりだ。

 <久保のパナスタ代表戦>
 ▽21年9月2日=●0―1オマーン W杯最終予選の初戦で0―0の後半43分に決勝点を奪われ、失意の黒星発進。久保は後半25分からトップ下の鎌田に代わり途中出場。終了間際に右足でシュートを放つも同点ならず。

 ▽22年6月14日=●0―3チュニジア キリン杯決勝に進出も完敗。初戦のガーナ戦でA代表初得点を挙げた久保は、後半26分に南野に代わり途中出場。三笘のパスからシュートを放つも相手DFに阻まれ、2戦連発はならなかった。

おすすめテーマ

2023年06月18日のニュース

特集

サッカーのランキング

【楽天】オススメアイテム