【ACL】甲府 敵地で勝ち点1 J2から堂々のアジア初陣だ

2023年09月21日 04:30

サッカー

【ACL】甲府 敵地で勝ち点1 J2から堂々のアジア初陣だ
メルボルン・シティー戦で相手と競り合う甲府のウタカ(右)=メルボルン(ゲッティ=共同) Photo By 共同
 【AFCチャンピオンズリーグ   甲府0-0メルボルンC ( 2023年9月20日    メルボルン )】 AFCチャンピオンズリーグ東地区は20日に第1節の残り6試合が行われ、昨年度の天皇杯を制したH組のJ2甲府は敵地でメルボルン・シティー(オーストラリア)と対戦し、0―0で引き分けた。序盤から何度も好機を得たが、最後まで決められず。次戦は10月4日に国立競技場でブリラム(タイ)と対戦する。
 甲府が初出場とは思えない堂々とした戦いぶりを披露した。相手は22~23年のレギュラーシーズンを制した強豪だったが、序盤から圧倒。決定力不足で無得点に終わり、主将のDF関口は「勝ち点3を取らないといけない試合だった」と悔しがったが、敵地で貴重な勝ち点1を獲得。「確実に甲府の新しい一ページになった」と歴史的一歩をかみしめた。

 15日の東京V戦から長距離移動も含む中4日で臨んだ一戦。篠田監督は先発11人を入れ替えて臨んだ。前半28分にはMF佐藤の右足の直接FKがバーを直撃。最後までネットを揺らせずACL初勝利はお預けとなったが、特定の母体企業を持たないスモールクラブが初陣で日本サッカーの底力を見せつけた。

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