横浜FC、J1残留へ主力組が青空ミーティング。ベテランDF武田も参加し、守備のやり方などを再確認

2023年09月25日 16:40

サッカー

横浜FC、J1残留へ主力組が青空ミーティング。ベテランDF武田も参加し、守備のやり方などを再確認 — 横浜FCは全体練習後に主力選手が中心となって青空ミーティングを行った Photo By スポニチ

　横浜FCは29日にアウェーで浦和と対戦する。今季は残り6試合。J1残留へもう1試合も落とせない状況で、25日の練習後に取材対応したMF井上潮音（26）は「浦和はACLも戦っていますし、力のあるチーム。でも何とか勝って踏ん張りたい」と意気込みを語った。

　チームは8月26日の横浜ダービーを4―1で快勝。続く敵地での名古屋戦も1―1で引き分け貴重な勝ち点1を獲得した。だが、続く今月17日の柏戦、そして同23日の新潟戦と残留争いのライバルに連敗。最下位の湘南には勝ち点1差まで縮められている。
　この悪い流れを断ち切ろうと、新潟戦に先発した主力選手がこの日、全体練習後に青空ミーティング。輪になって座り、約30分間、意見を交換した。

　井上は「守備のところ。あとはセットプレーのやり方だったり、その辺りを確認しました」と明かした。ここ数試合は常に先制点を決められており、改めて守備のやり方などを再確認したようだ。

　ミーティングには、副将を務めるベテランDF武田英二郎（35）も参加。チームには18年から所属し、J1残留争いも、J1昇格争いも経験済みだ。ミーティングではピッチの外から試合を見ていた唯一の存在として「客観的に見えているところがあったので、それを伝えました」という。

　「マリノス戦だったり、いいゲームができて勝っている時とかは、チームは強い。ただ、うまくいかなかった時にどうするかというのを、みんなでもっと共通理解を持たないといけない。僕はそう思っている。悪い時間が短くなればなるほど、逆にいい時間が増えると思うし、いい時間が増えれば必ず勝つチャンスは上がる」と武田。残り6試合。チーム一丸となって目標に突き進む。