首位町田の谷晃生が広島大迫と2年ぶりGK対決へ「守備範囲の広さは負けない」東京五輪代表ライバル
2024年04月01日 20:50
サッカー
J1で過去5度実現した2人の先発対決(谷は全て湘南所属)は、大迫が2勝2分け1敗でややリード。全て1―0か1―1のロースコアで、緊迫した試合を何度も演出してきた。谷は1歳上のライバルの長所を「ゴール前でどっしりしている。反応というか準備が早く、シュートを打たれても余裕がある。ギリギリまで動かないところは見習うべきポイント」と表現。「チームのスタイルが違う部分もあるけど、GKとして総合的なところで高め合いながらやっていけたら。守備範囲の広さやクロスボール(の処理)では負けたくない」と自身の強みを挙げた。
第5節終了時(一部未消化)のJリーグ公認データ「J STATS」によると、町田の被シュートが40本でリーグ5番目に少ない中、谷はキャッチ43回とクロスキャッチ15回でともにリーグ全GK最多を記録している。「味方が相手にしっかりマークについて、自分にあまりプレッシャーが来ない。クロスの時は相手選手の(ユニホームの)色が見えるだけでも判断が変わってくる。そういうプレッシャーを味方がつぶしてくれているので、自分も余裕を持って判断できている」と仲間に感謝していた。